ポケットモンスター ウルトラサン ウルトラムーン USUM ネタバレ感想

ポケモンというゲームには、他のゲームにはない魅力というものがありまして、

なんだかんだ新作が出ると聞けば興味が湧き、買ってしまう方が多いかと思います。(僕がその一人です)

さておき今回はタイトルの通り、

最新作『ポケットモンスター ウルトラサン ウルトラムーン(以下USUM)』のウルトラムーンのメインストーリーをクリアしたので、サンムーン(以下SM)との比較を交えつつ感想をば。

※ストーリーのネタバレになりますのでクリアしてから読んでみてください※

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結論から言いますと可もなく不可もなく、おそらくあまり好意的でない感想を抱く人の方が多いのではないかといった印象でした。

SMと比較すると、かなり変更されてるなと感じる(わかる)場面が多く、SMとの相違点を見つけながらプレイするのは楽しかったです。(ぬしポケモンや試練の内容など)

SMとUSUMとの大きな違いを一つ上げるとすれば、主人公の周りにいるキャラクター(ハウ、リーリエ、グラジオ等)に対するスポットの当てられ方が違うという点でしょうか？

SMでは、ご存知の通りルザミーネと仲違いをしたリーリエが、主人公との旅の中で成長し、

『やっぱりルザミーネは間違っている』と本人に対して明確に伝えるというのが印象的でしょうか。

↑ウルトラビーストの魅力に囚われ続けるルザミーネに対してのシーン

このシーンの他にも、ナッシーアイランドでの雨宿りのシーンも深く印象に残っている方が多いのではないでしょうか？

ええ、わかります。

主人公が空気になってしまうほどに、SMではリーリエにスポットが当てられていました。

流石にここまで読んでUSUM未クリアの方がいるとは思いませんが、

先ほど述べた２つのシーン、

『全カット』です。

 

そもそもナッシーアイランドにリーリエは付いてこないし、

ルザミーネを助けにウルトラホールの中に一緒に入ることもないです。

ルザミーネはネクロズマの強さに恐れをなして早々に改心(「ほしぐもちゃんを連れ出したリーリエが正しかった」などと言い出)しますし、

ウツロイドに脳みそやられたりもしないので、療養する必要もありません。

↑お前が戦うんじゃないんかいの図

リーリエとルザミーネ関連のくだりだけが薄くなってるわけではありません。

ほしぐもちゃん(ソルガレオ・ルナアーラ)は早々にネクロズマに吸収され、ろくに触れ合う時間も与えられませんでした。

(リーリエが主人公にほしぐもちゃんを託すくだり適当過ぎません？)

まあこんなこともあり、ほしぐもちゃんともろくにコミュニケーション取ってないのでもちろんSMのEDで表示され、多くのポケモントレーナーを感動させたあのイラストも今回は出番なしです。

…これどうなんですかね、

マイナーチェンジというよりも『同じ舞台で、同じ時間軸で起きる別世界線の別物の話』と言った方がいいレベルでUSUMでは空気と化しています。

そのせいでリーリエちゃんが人間的に成長した感覚もないし、成長をしてないのでカントーに行くのはグラジオくんだけです(！？)

空気と言えば話は変わりますが、今回USUMでかなり空気になった方いましたよね。

しまキングのハラさんです。なんと四天王リストラです。(代わりに鋼の元キャプテンが就任)

USUMは上記のようにリーリエを薄くした代わりにハウくんの成長が主軸になっているように感じました。

SMでのハラさんのかっこいいシーンといえばUBが各地に出現し、カプ・コケコと共にUBと立ち向かう映像のところでしょうか。

↑カプに認められている「しまキング」に相応しいかっこよさでとても良いシーン

ええ、あのシーンは一応出演はしてますが対峙する役割はハウくんに盗られました。

今回のUSUM、グズマと関わってハウくんが自分のトレーナー道に悩んだり、

ストーリーのラストを飾るチャンピオン戦としてククイ博士ではなくハウくんと戦ったり等、、、

SMで若干出番が少なかったからか、人間的に成長するためのシーンや、自分の目標を見つけて主人公と向き合うなど、優遇されていると思います。

まあSMと比較すると、って程度でして、出番が多いってわけではないんですけどね。

メインラスボスがライバル展開は初代を彷彿とさせて燃えますね。

まあ、ライバルの御三家はこちらが有利のタイプなので過去作と比べてあまり戦いがいはないかもしれませんが。

(今回は「世界で一番強い」って言う側は主人公なので間違っていないのかも)

(実はハウくんが主人公の可能性)

戦いがいがないというか、四天王あたりからあまり難易度が高いと感じないのはネクロズマがラナキラマウンテン道中で捕まえられたからですかね。

今回の最大の難所であるところの『ウルトラネクロズマ』もその時点で使うことが出来てしまうので、かなり強力です。

おそらくハラのリストラもここがネックだったのではないでしょうか？(エスパーぶっ刺さり)

まあここまで進めばある程度他のポケモンのレベルも育ってますし、

ここを気にするよりかは水の試練のオニシズクモや、先ほど上げた対ウルトラネクロズマに気を使った方が良かったのではないでしょうか。

SMでも草の試練での晴れ→光合成＆ソーラーブレード(パワフルハーブ)のコンボで「これ子供がクリア出来るのか？」と疑問に思ったものですが、

そもそも道中のトレーナーのレベルも上がってる(気がする)ので試練以外でも、より「子供向けとは？」といった難易度に感じます。

 (孫の見……(小さな)キノコ……復活……？)

まあ、自分は対策を練ったり面白い組み合わせに関心したりと楽しめるのでぬしポケモンと戦うのは好きです。

 いや、それでも「ウルトラネクロズマ」はぶっ壊れてると思います。

開幕全能力1upでひたすら上からフォトンゲイザーとパワージェム打たれて全滅しました。

↑ウルトラネクロズマの専用z技

今回USUMからの新要素、『ロトポン』の全能力1upをなんとかウルトラネクロズマの攻撃を1発耐えてくれるポケモンにガン積みして無理やり倒すという形でなんとか進められました。

あんまりストーリーでドーピングを使う経験がなかったので、初見は負けイベントかなにかだと思いました…

こんな感じで、戦闘面は全体的に難しい！という感想ですね。

RR団もフラダリに全滅させられかけてヒヤヒヤしました。(イベルタルがつおい)

簡単に纏めるつもりがまあまあ長くなってしまいました。

USUM、悪くはなかったけど別に良いわけでもなかったというのが最初に述べたとおりの感想です。

まあやはりハウ、リーリエ、グラジオ等が成長した世界で新しく旅がしたかったというのが本音ですかね。

USUMでハウとグラジオのことをより好きになれたので…(2バージョン出すならBW2方式が良かったなあ…USUM出たってことは2は無さそうですね)

といった感じです。ポケバンクが解禁されてSMからポケモンが送れるまではFC集めにバトルエージェントに潜りたいと思います。

フレコ→3454-1647-9716

ツンデツンデちゃんとか使ってみたいし、

そんなに厳選篭もりしてガッツリとはプレイしないと思いますが対戦とか交換とか誘ってください。

終わります。